50過ぎて色々詰んだから良さそうな事は何でもやってみる

アラフィフ主婦(無職)の開き直りブログ

無職のアラフィフ主婦、息子の家を掃除する

こんにちは、無職のアラフィフ主婦のミホです。人生に絶賛詰みまくり中です。

 

先日、20代後半、独身一人暮らしの息子が健康診断で引っかかり検査入院となりました

お盆休みとお正月に帰省する以外は、ラインも寄越さない息子からの久しぶりの連絡

1日で終わる検査入院だし特に何もすることないよーとそっけないラインでしたが、会いに行くことに。

新幹線3時間+@の時間とお金も、息子の体調には変えられません!

遠くで結果が出る日まで待ってる方がしんどいのでお母さんは自分の為に行くよ!…が本音です

(検査結果は速攻で出たんですがそれは結果論ということで)

 

お昼までに息子の住む町に到着

迎えに来てくれた息子のいつもと変わらない様子に少し安心しつつ、あれこれ質問攻めしたい気持ちを押さえる私。

息子は検査に備えて絶食とのこと

身の回り品も全て病院で揃うので、特に買ってくる物も無く…

こんな時、無口な息子とは会話に困ってしまう

浮かんでくるのは、自分の不安を解消したい為の言葉ばかり

 

最近、働きすぎなんじゃないの?

コンビニご飯ばかり食べてるんじゃないの?

少しは自炊してるの?

運動もしなきゃダメだよ

そもそもアナタは昔から身体が強くないんだから…

 

…ウザイ(笑)

 

こういう事言いたくなる時は、あー、私の中に母がいる!って思う。

 

母のコミュニケーションは常に一方的です

以前はそうやって心配してくれることを感謝すべき、と思いこんでいました

しかも「母に心配させる自分はなんてダメなんだろう」という罪悪感もセットで。

 

親になって気がつきました

お母さんはお母さんの不安を必死で解消したいんだって。

それを聞く子どもが更に不安になったり、申し訳ない、という気持ちになったりすることを想像出来たら、かける言葉も少し違うはずだって

 

上の言葉は全て、子を思う母の言葉でありながら、本人にしかわからない事情やどうにも出来ないことがある、という部分を見ていない言葉です

 

大袈裟かな…?

でも、私はずっと母のそういう言葉に縛られてきました

だんだん、自分の不調や不安を母に話せなくなりました

そして「隠し事をするなんて」と更に責められました

 

私の中の「母」を引っ込めて、息子には

「検査、早く済むといいね。結果、教えてね」とだけ伝えて、息子の住むワンルームマンションへ。

マンションは築浅でパッと見た感じ、思ったより綺麗だけど…水回りには水垢、家具の周りにはホコリが…

ランドリーには洗ったのか洗っていないのか分からないタオルが何枚も…笑

 

息子からの連絡を待ちながら、洗濯機を回し掃除をしました

仕上げに床を拭きながら「〇〇が元気になりますように。幸せでありますように」と繰り返し祈りました

空気を入れ替えた部屋から悪いものが消えていきますように、と。

大きくなった子に親が出来ることなんて、そうやってたまに世話を焼いてあげて、出来れば健康で幸せであるように、と願うことくらいです

 

 

***

床掃除のおかげではないかもしれませんが、息子は再検査で「病理なし」でした!

 

結論

子どもを心配する気持ちは子どもにぶつけず、掃除をすると部屋も綺麗になるし、子どもとの関係も良くなって一石二鳥(笑)